ギコノマド

教育系ICT関連情報やグルメ情報など、雑多な内容を書いてます。Apple製品愛好家だけどもThinkPadも好き。

受胎告知

国博昨日は上野の国立博物館に行ってきました。目的は開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を観ることでした。今回の目玉の作品である「受胎告知」も観てきました。平日だったおかげかあまり混むこともなく、比較的ゆっくりと観ることができました。

しかし、ダ・ヴィンチという男は本当にすごい人物だったんですね。私も「万能人」と呼ばれる人物であることはよく知っていましたが、改めて今回手稿の複写や作品そのもの、また彼が残したメモから復元された模型を観て実感しました。人体解剖を幾度となく繰り返し、さまざまな年齢の人を解剖してそれを元に絵画や彫刻、果ては人力飛行機のアイデアの基にしていたのはすごいですよね。あの時代に人間を解剖することは、キリスト教社会において絶対のタブーだったはずです。それをやってしまうのですから。

しかし、これまで何度か国立博物館には来ましたが、作品を観るのに手荷物検査や金属探知機をくぐったのは初めてでしたね。さすがはウフィツィ美術館フィレンツェ)から借りてきただけのことはあります。しかし、手荷物検査を受けましたが、結構いい加減でしたね。いいのかな・・・。

「受胎告知」を観た感想は、「・・・うーん・・・。」ですね。本当にすごい作品を観たときってただうなってしまいますよね。ただ、気になったのがユリですね。西洋ではユリは純潔をあらわすそうですが、シオン修道会の紋章でもありましたよね。ダ・ヴィンチシオン修道会の総長だったはず・・・。意図的に入れたのかな?