ギコノマド

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池坊青年部大作

割りばしで巨大花
500人参加 池坊青年部が企画

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 使用済みの割りばしやけいこで残った枝類を再利用していけばな作品を制作する「池坊もったいないプロジェクト」の公開制作が10日、京都市中京区烏丸通六角上ルのウエスト18ビルであった。延べ約500人が、巨大いけばなづくりに参加した。

 花や自然への感謝の気持ちを込め、「いけばなの根源池坊展」の開催に合わせて華道家池坊青年部が計画した。今年8月から全国の各支部へ材料提供を呼びかけ、約12万本の割りばしと段ボール40箱の枝を集めた。

 作品は、割りばしと枝でそれぞれつくった2種類のアーチと、直径7メートルの逆円すい形のオブジェ。

 参加者らは3本の割りばしや枝を針金で束ねて三角形をつくり、それを組み合わせた立方体のパーツをつなぎ合わせた。最後にキクや赤い実のサンキライ、ユーカリなどを添えた。松山市の池内ミワさん(43)は「手の動くままにつくりました。みんなでやると達成感があります」と話していた。巨大いけばなの展示は、11日午前9時から午後5時、12日午前9時から午後2時。撤去後は、堆肥(たいひ)などにリサイクルする。

京都新聞より)