YouTubeでライブ配信してみる
今年のコロナ禍は本当に予想しないことでした。
そんな中で様々なかたちでオンラインへの移行が進んでいます。先日のカンブリア宮殿で築地本願寺の取り組みが放送されていました。
オンラインでの御法事です。もともと浄土真宗は法要のライブ配信を行っている実績があります。毎年1月に勤修される御正忌報恩講をライブ配信しています。
放送の中ではzoomを使ったオンライン法事を取り上げていました。これは本当に必要な取り組みです。うちのお寺も今後はやっていきます。
実は今回のお盆でちょっとオンラインの取り組みをしてみました。今回はYouTubeを使ったライブ配信をやってみたのでその記録として。
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YouTubeを利用するには?
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ライブ配信をするために必要なもの
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思わぬ落とし穴
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やってみて思った今後必要なもの
1.YouTubeを利用するには?
YouTubeを見るだけなら何もしなくても見ることはできます。パソコンからでも、タブレットからでもスマホからでも可能です。
ただし、配信をしようと思うと準備がいります。
①Googleのアカウントを取得する。
②YouTubeのチャンネルを開設する。
③ライブ配信の申し込みをする。
④申し込みしてから24時間待つ。
この④番がちょっと注意点でした。思いつきで「やってみよう」と思っても、実は24時間以上しないとライブ配信ができません。なので配信は綿密に準備しないといけませんね。
あと、YouTubeライブには「公開」「限定公開」「非公開」の3種類が存在します。公開は一般公開。限定公開はURLを知っている人のみ見ることができます。非公開は自分しか見れません。
もしYouTubeで法事等をするなら「限定公開」で行います。個人情報が多分に入りますから…。
2.ライブ配信をするために必要なもの
必要な機材として今回用意したのが次のものです。
・パソコン(ThinkPad X250)
・ビデオカメラ(HDMI出力が可能なもの)
・HDMIケーブル
・ビデオキャプチャー
パソコン本体のカメラでも配信は可能ですが、今回はビデオカメラからHDMIで出力して、USBのビデオキャプチャーでパソコンとつなぎ、ビデオカメラをパソコンの外部カメラとして認識させて使いました。そのほうが広い本堂でズームしたり、カメラを横に振ったりが楽でした。
ちなみに使ったキャプチャーがこれです。
正直言って安かったのでちょっと不安もありましたが、問題なく使えました。
3.思わぬ落とし穴
実は最初は今使っていないiPhoneをカメラとして利用して、配信する予定でした。ここで思わぬ誤算だったのですが、iPhoneやタブレットから配信はできるんですが、条件が存在しました。
「スマホやタブレットからのライブ配信はチャンネル登録者が1,000人を超えないと配信ができない」
これはちょっと誤算でした。なので配信はパソコン経由である必要がありました。
4.やってみて思った今後必要なもの
ライブ配信を何度かやってみて思ったのが、カメラ性能以上にマイクの性能が必要だということでした。正直、音がうまく入らない。
ビデオカメラ近くの音は鮮明ですが、読経が途切れる…。
なので今後はマイクを取り入れていきます。そういえばカンブリア宮殿でみた築地本願寺もパソコンのカメラでしたが、マイクは会議用のものを使っていました。音を鮮明に伝えるということは大事ですね。
今回これを購入しました。
今後もいろいろな取組をしていかなければと思ってます。
とりあえず、オンラインの御法事ができることをホームページにも掲載しました。今後はどんどんやっていこうと思います。